ブログつくったカパ

仮のブログ名を直すタイミングを逃したまま、図書館の雇用まわりの話とか、公共図書館とまちづくりの話をしています。

図書館系勉強会@つくば、図書館総合展に参加してきました&3学期の勉強会のお知らせ

第14回 図書館総合展に参加してきました!

図書館系勉強会@つくばとして、ポスターセッションに参加してきました。

1人1部、勉強会で発表したスライドをまとめて本にしてみました。
来場者の方に、いいね!と思った本にシールを貼ってもらうということもやっていました。

それぞれの獲得枚数は

1位:29枚「02 日本の刑務所図書館について知りたい」
2位:25枚「04 先輩方の歩みを知りたい」
3位:24枚「01 勉強会を活用したい」
4位:21枚「06 自殺対策の研究と図書館のアプローチについて知りたい」
5位:17枚「05 図書館史を勉強したい」
6位:16枚「03 自治体の図書館政策について 考えたい」

でした!
その他、このブログにいいね!ポスターにいいね!ポスター作成者にいいね!などなど
いろんな場所にいいねしていただき、総数137枚のいいねをしていただきました!


↑自作いいねシールの図。
ちまちま書いて、どかどか印刷し、ちょきちょき切って持っていきました。

ポスターを観てくださった方、メンバーとお話いただいた方、いいねしてくださった方
みなさま本当にありがとうございました!

3学期の図書館系勉強会参加のお知らせ

さて、3学期も図書館系勉強会は、筑波大学図情図書館LCにて
週に一回のペースで勉強会を開催予定です。

週に一回、毎回担当者を決めて、担当者が勉強してきたことについて発表しています。
発表後には、出席者同士でディスカッションを行います。
テーマは、
・自分の卒業研究等の周辺知識を身に着けるための勉強、
・そのとき興味のあった時事の話題、
・研究成果の発表練習、などなど、なんでもありな勉強会です。

参加者は現在はB4〜D3ですが、
学部1年生〜参加OKです。
これから卒業研究のテーマを決める学部3年生のみなさん、
これからやってみたいテーマについてのネタ出しのつもりで
参加してみると、なにか良いことがあるかもしれませんよー。
お茶会のつもりでのぞきにきてみてくださいねー。

3学期開催日時を決定するため、
参加してみたい!という方は、
【12月5日】までに
satoco.y3106あっとgmail.com
まで、まずはお気軽にお問い合わせくださいー!

日程が決定後も、もちろん飛び入りで参加OKです!
それでは、みなさんのご参加をお待ちしています!

図書館系勉強会KLC「公的機関の人的資源

id:humottyさんのブログに掲載されていた図書館系勉強会の今年度からの記録です。

図書館系勉強会@つくば、2学期の部が始まりました。
2学期は毎週月曜日4限の開催です。よろしくお願いいたします。

2012年10月15日は
・@sat00oooの「公的機関の人的資源管理論について」
・@hebikoの「卒業研究中間発表リベンジ」
の2本立てでした。

今回は、@sat00oooの発表部分のスライドを掲載します。(@hebikoの発表は、卒研の内容のため今回は掲載しません)
公務員と民間企業の職員とでは、組織も雇用の仕方は違うはずですが、
ではどのように違うのか、今回は「理論」や「考え方」などの大枠で、考えてみたくて、このテーマにしました。
かなり範囲が広く、難しかったのですがこれから勉強していく足掛かりにはなったかな、と思います。
後半では、夏休み〜最近あった、非正規雇用に関する気になるニュースを紹介しました。



昨年度同様

今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。

です。よろしくお願いいたします。

今回のスライド

今回の参考文献

官民の人的資源論 (放送大学教材)

官民の人的資源論 (放送大学教材)

勉強会の様子

今回の自分で発表したテーマがおもしろかったので、今後も続けていきたいが、どのように勉強したらよいかなどの相談に乗っていただきました。
また、久しぶりの開催ということで、みなさん近況報告をしたり、今後の予定を話し合ったりとにぎやかな勉強会となりました。

来週以降の勉強会の予定

来週の10月22日は@nagasouさんが
再来週10月29日は@humottyさんが発表してくださいます。
2学期は毎週月曜4限に勉強会を開いているので、2学期から参加してみたいーという方お気軽にお声掛けくださいー!

それではまた来週ー!

図書館系勉強会KLC 「大学職員系就活体験記」

id:humottyさんのブログに掲載されていた図書館系勉強会の今年度からの記録です。

今回の記録はid:humottyさんにとっていただきました。ありがとうございます!

2012年6月25日のテーマは「大学職員系就活体験記」でした。
大学職員志望で、いろんな大学の採用試験を突破してきた@nagasouさんが、大学職員系の就職活動体験記について発表してくださいました。


昨年度同様

今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。

です。よろしくお願いいたします。

今回のスライド

大学職員系就活体験記

背景

  • 昨今の就活難
  • 募集停止大学の増加
    • 潰れる私学
  • 大学職員が隠れ人気職種に
    • 有名ドコロは一千万以上
    • 私大、国大の職員給与
  • 大学のトップマネジメントは教員
    • 管理・支援業務は事務職員
    • 伝統的な教員自治
    • 学校教育法第九十二条
  • 大学職員の専門性強化
    • 早稲田でだ研修が多く、企画にも携わる
    • 全体的にはまだまだ裏方なイメージ
    • 一定のキャリアモデルを意識している人は少ない

就活体験記

  • 大学の教育・研究に貢献したい
    • ラーニングアドバイザーの経験
  • 職員さんの業務への疑問
  • 図書館員にはなりたいけど、図書館以外の仕事もしたい!
    • 40年もやってると飽きそう
  • 図書館の孤立化に対する問題意識
    • あいつら何やってるか分かんないし(面接官談
    • 図書館に入ってしまうと孤立化してしまうのでは
  • 図情OBに甘えるかもしれない
    • 図書館関係の繋がりから離れてみたかった
エントリー・説明会
  • 私立大は個別説明会
  • 説明会で情報を入手する
    • 基本情報(理念など)の収集
    • 雰囲気、体験談も重要
    • よく会う就活生とも情報交換できる
  • 説明会といっても油断してはならない!
    • チェックしているぽいとこも
    • 受験番号で個別識別するとこも
    • でなくても受かるとこはあるけど、出た方が無難ではある
  • その他情報収集
  • 募集時期はばらばら
    • 早かった明治・専修は3/23
    • 6月後半のところも
    • 根気よくやる気持ち・覚悟が必要
  • 私大は自校出身者率も大事
    • 落ちたM大は自校出身率高め
  • スケジュール管理はしっかり!
    • 忘れてて急遽電車内で作成、周囲の人の手を借りることも
  • 諦めてはいけない!

書類選考

  • ほとんどはオーソドックスな内容
    • 志望動機、自己PR 、頑張ったこと、志望する部署、etc…
  • 志望動機
    • 大学運営に興味+学生支援の経験、面白さ+各大学の特色
    • 例えば医系大学の場合、人々の健康促進に貢献など
    • 情報源:大学プレスセンター、View21など
  • 情報収集が重要
    • 第一志望郡の過去3年分の事業計画
  • 他人からのチェックも大事!
    • 同期の友人、就職支援室など
      • 私大は強力な支援
  • 一部の大学では難しい内容、事前課題もあり
    • 各大学の強みと弱いみなど

筆記試験

  • 一般企業の対策とほとんど同じ
  • 筑波大学くらいの偏差値だと楽
  • 各大学の理念・取り組みや高等教育関連

GD(グループディスカッション)

  • 一次選考で多い
  • 運も強い。集団内での役割を重視する
  • テーマはいろいろ
    • 各大学の出題テーマ(スライド参照)
    • 大学に係るものから、一般的なテーマまで

面接

  • 基本的にはオーソドックスな内容
  • 大学特有の質問
    • 見学の理念や、なぜ〜なのか、など
  • 大学のイメージにかかわらず、リラックスした面接から圧迫したものまで
    • 質問も様々・・・好きな芸能人は何か?など
  • 最終面接になっても油断できない
    • お偉いさんの緊張感
  • 図書館における専門性は諸刃の剣
  • 練習・慣れ!
  • 気合!
  • 負けない気持ち!

就活で感じたこと

  • 他の就活生にとって大学職員とは?
    • 第一志望の学生は多くない?
    • 他大学生でも他大学職員に対する不満は多い
  • 就活の間の心の癒しが大事
    • 気力を持たせる
  • 年配の方との接し方
  • 打たれ強さ

勉強会の様子

各大学のパンフレットを読んでカラーの違いに驚いたり、各々の就活苦労話などで盛り上がりましたー。
学部生で、進路に悩んでる方や公務員系を目指している方にぜひ聞いてほしい発表でした。

来週以降の勉強会の予定

来週の7月3日が今学期最後の勉強会の予定です。
2学期以降はまた曜日と時間を調整しなおしますので、2学期から参加してみたいーという方お気軽にお声掛けくださいー!

それではまた来週ー!

図書館系勉強会KLC 「図書館史を勉強したい!教科書分析編」

id:humotty-21さんのブログに掲載されていた図書館系勉強会の今年度からの記録です。

今回は記録つきです!わーい!

2012年6月5日のテーマは「図書館史を勉強したい!教科書分析編」でした。

担当はかたつむりは電子図書館の夢をみるかでおなじみのid:min2-flyさんです。わーい!

昨年度同様

今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。

です。よろしくお願いいたします。

はじめに:今日の概要

・図書館史を「これから」勉強するために、いままさにしている、という話
・今日の概要
 ・図書館史をまじめに勉強するために、まず教科書を読んでみよう
  ・主要な教科書を全部読んでみたが、足りていないのではと思われる部分があったので、そのへんの話をする

なぜいま図書館史なのか

・遠因:2009年に川崎良孝先生の講演を聴いて興味を持った
  ・それまで図書館史は興味が無くて授業などもとっていなかった
  ・講演を聴いて、自分の固定概念が覆されるようなおもしろさを感じた
  ・たとえば、メルヴィル・デューイの人柄や半生が思っていたのと全然ちがった
  ・図書館史ってもしかしておもしろいんじゃないか?と思い始める

・近因:関西文脈の会での図書館史がおもしろそう
  ・図書館史勉強会@関西 関西文脈の会がおもしろそう!
  ・図書館史に興味が湧く
  ・ゆくゆくは自分も参加したいと思ったりなんだり

・図書館史関連本も近年熱い!
  ・2011年におもしろそうな本が立て続けに出版されたスライド6の本

図書館を届ける―アメリカ公共図書館における館外サービスの発展

図書館を届ける―アメリカ公共図書館における館外サービスの発展

越境する書物―変容する読書環境のなかで

越境する書物―変容する読書環境のなかで

新たな図書館・図書館史研究―批判的図書館史研究を中心にして

新たな図書館・図書館史研究―批判的図書館史研究を中心にして

 
・これらの活動をみているうちに、図書館史についてもっと勉強したいと思うようになる
・これまでも自分の興味の範囲で図書館史に関係した本は読んできた
  ・しかし、基本を抑えて本を読んだり体系だって学んだ経験がない
・図書館史や本の歴史を体系立てて勉強するべきなのではないかとずっと考えていた
・基礎を学んだことがないので、基礎が何かもわからない…
  ⇒司書資格の「図書館史」の教科書を読んでみたら基礎が把握できるのではないか?
・そこで今回「図書・図書館史」の教科書を読んでみようと考えに至る

図書・図書館史とは?

・司書科目のひとつで1単位分
・選択科目なのでとらなくても司書にはなれる
・旧科目では「図書及び図書館史」という名前だった
文科省の定義は、旧科目より新科目のほうがメディア史を含んだ内容になっている

・実はカリキュラム改定のたびに削除されかかっている科目
  ・図書館文化史研究会等の働きかけで存続してきた
・教科書も数社から出版されており、開講している大学もそこそこあるよう

・最も多くの大学で使われている教科書を読めば図書館史の基礎を学べるのではないか
  ⇒調査1:最も使われている「図書・図書館史」の教科書は?へ


調査1:最も使われている「図書・図書館史」の教科書は?

各大学の指定教科書を調査してみる

・多くの大学で採用されている教科書はきっといい教科書なのではないか
・各大学等での教科書採用状況を調査する

調査方法

・『日本の図書館情報学教育』2005年版を使用
  ・各大学等での開設科目・担当教員が一覧できる優れもの
  ・しかし、更新頻度が遅く最新が2005年版のため、これを使用する

日本の図書館情報学教育 2005

日本の図書館情報学教育 2005

・「図書・図書館史」開講大学を特定する
・Web上でのシラバス公開状況を確認する
  ・公開していれば⇒開講状況を調べる⇒教科書は何が使われているか調べる

調査結果

開講大学について
・図書・図書館史を開講しているのは65大学(2012)
・そのうち、教科書の指定が確認されたのは33大学
・残りの内訳は以下の通り
  ・22大学はプリントと参考資料を使用している
  ・6大学は記述がみられなかった
  ・2大学は未定
  ・1大学は参考書のみ
  ・1大学は記述なし

教科書について
・指定教科書は全10種類
・うち2大学以上で指定されているのは4冊
  ・そのうち同じ先生が指定しているものがあるので実質3冊
  ⇒上位3冊を実際にみてみた

使われている教科書番付
  1位 JLA図書館情報学テキストシリーズ 図書及び図書館史
     ・14大学で使用

図書及び図書館史 (JLA図書館情報学テキストシリーズ 2-12)

図書及び図書館史 (JLA図書館情報学テキストシリーズ 2-12)

  2位 樹村房新図書館学シリーズ 図書及び図書館史
     ・10大学で使用

図書及び図書館史 (新・図書館学シリーズ (12))

図書及び図書館史 (新・図書館学シリーズ (12))

  3位東京書籍 新現代図書館学講座 図書及び図書館史
     ・2大学で使用

図書及び図書館史 (新 現代図書館学講座)

図書及び図書館史 (新 現代図書館学講座)

・この3冊を読めば図書館史の基礎はばっちりなはずだ!
 ⇒というわけで読んでみた


調査2:各教科書の内容は?

調査方法

・図書・図書館史で使われている教科書は概ね上記の3冊で網羅している
・それらの教科書+新版・旧版合わせて5種類の内容を比較してみた
・記述の内容・各章の分量・順序・執筆者などからそれぞれの特徴を明らかにすることを試みる

調査結果

・最初に結論
  ・各教科書共通で絶対おさえているところはある
   ・たとえば、グーテンベルクのあたりは絶対書いてある
  ・しかし配分・構成はかなりはっきりした差がある

・調査結果1:東京書籍版
  ・構成がかなり均等に配分されている
   ・各古代から近現代までは比較的均等に扱っている
  ・書き手が8人で構成されている。

・調査結果2:JLA旧版
  ・メディア史・世界史・日本史に大別されている
  ・記録メディア(図書史)にあたる部分と図書館史はわけて書いているのが特徴
  ・あまり海外の話はしていない
  ・25ユニットのなかで近現代の図書館史の話が12ユニット
   ・約半分は近現代の図書館史のはなし。
  ・あまり体系的に海外の歴史がわかるというかんじではない
  
・調査結果3:JLA新版
  ・14大学で採用されている一番よく使われている教科書
  ・メディア史の量が多い
  ・日本近現代公共図書館が厚く、海外史が薄いのが特徴
  ・書き手が若い!

・調査結果4:樹村房旧版
  ・10大学で採用されている(第2位)
  ・西洋史・中国史・日本史に3分されている
  ・日本の図書館史は西洋の図書館をモデルにしているので西洋の図書館史を多めに記述しているとの説明書きがある

・調査結果5:樹村房新版
  ・5月に発売されたばかりなので現在採用している大学はない
  ・旧版の特徴をさらに増しているかんじ
  ・他の教科書では地域別に記述されているが、この教科書では時代区分を優先して記述されている
  ・中国・インド・イスラム圏の記述が厚い
  ・この教科書は唯一近現代史よりも古代・中世・近世の記述が多い
  ・他の教科書にはない特徴がちらほら
   ・wikipediaについての記述がある
   ・webアーカイブに関する記述がある
   ・「まとめ」がある

調査2のまとめ

グーテンベルクやボストン公共図書館、中小レポートなど…絶対に抑えているポイントは絶対ある
・海外の話や時代の話など、各教科書によって配分はかなり自由度が高い
・どのへんを勉強したいかで、選択する教科書を考える必要がある
・このなかではJLA新版と樹村房新旧版がオススメ

「図書・図書館史」の教科書を読んで気が付いたこと

「図書・図書館史」の意義

・体系的に学べた気がしない
・教科書で取り上げられている事実の意義がわからない
  ・なぜ図書館史上でこれが必要なのかわからない…
  ・たとえば、パピルスに関する記述は意義がわかりやすかった
   ・パピルスの歴史
   ・パピルスから羊皮紙へと発展の必要
   ・さらに冊子体が普及する要因になった「聖書」について
   ・冊子体が発展した理由など
  ・このへんの歴史は今日の冊子体の歴史を知るうえで重要になっていると思われる
・個別の事実記述はあるが、相互の関係、全体の流れが提示されない
 ⇒なぜこの事実が重要なのかわからない

・カリキュラム改訂のたびに図書館史がいらないのではといわれるのはこのへんが原因か
  ・暗記科目ではないかといわれてしまっている?
・樹村房は最終章にまとめっぽいのがあるので割とそのへんを抑えているのでは

いまの教科書に足りないものはなんなのか

・谷航さんのマクロ図書館史が大変参考になる
http://toshokanshi-w.blogspot.jp/2011/02/blog-post.html
  ・記述メディアの変遷から図書館史を概観している
  ・全体として図書館に関わるものはどのように影響し合ってきたのか説明している

・教科書でもこの観点を取り入れるべきなのではないか
・図書館史版『銃・病原菌・鉄』が必要?
  ・この本では世界の発展の要因などについてそれぞれの要素や影響関係について説明されている

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

・図書館史でもこの観点が取り入れられるべきではないか
  ・実はもうこの手の本がありそうな気もしている
  ・書物史研究等でありそう
・図書館史版のマクロな視点が教科書にあれば、体系だった学習が出来るのではないか

今後の勉強の方向性

・図書館史における『銃・病原菌・鉄』みたいな本がないか探してみる
  ・きっとある
  ・実際の授業でははこういう内容になっている気がする
・図書館史教育調査の継続
  ・シラバスの内容や参考書の調査を続けたい
・図書館史教育に関連した異分野の勉強をしてみたい
  ・他の専門職等の分野では分野史はどのように扱われているのか

俺たちは登りはじめたばかりだ…この長い図書館史坂を

その後の勉強会の様子

他の分野の「〜〜史」はどんなのがあるのか

学芸員は「博物館概論」のなかで博物館学史という学習項目が設定されているよう
・医学分野ではやはり医学史なるものがあるもよう

樹村房の古代中国に関する記述における図書館はメディア史が多いのか?

・古代から中世史をやらないのであれば、図書館史とメディア史をわけることは出来る
・しかし、古代から中世史をやろうとすると、メディア史と図書館史を分けることは難しい

・筑波の図書館史はメディア史っぽいかんじ
・国大法人の「図書」をうけるひとはとっておいたほうがいいかも?
・世界史や日本史の知識がないとかなり厳しい内容でもある。そのへんどういう理解になっているのか。
・そういう意味では、新版樹村房は世界史がよくわかっていない人でもなんとか学べる内容になっている

(ここからSISTの書き方から他の大学での書誌事項の書き方、日本目録規則の話で白熱しだす一同)

次回以降の勉強会の予定

以上今回の勉強会の記録と様子でしたー。
来週は@nagasouさんが「大学職員系の就職活動」について発表してくださいます!
ご興味のある方はお気軽にご参加くださいませー

銃・病原菌・鉄は積読になっているのでこれを機に読もうと思いました…。
それではまた来週ノシ

図書館系勉強会KLC 「行政学の構成と視点」

id:humotty-21さんのブログに掲載されていた図書館系勉強会の今年度からの記録です。

はてな記法がおぼつかないため、慣れるまではスライドのみの公開とさせていただきます。

2012年5月29日のテーマは「行政学の構成と視点」でした。担当は@sat00oooです。


昨年度同様

今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。

です。よろしくお願いいたします。


参考文献

今回の参考文献はこちら
こちらの本の1,3,4章を中心に発表しました。

行政学

行政学

勉強会の様子

発表のあとは、行政学を扱っている学会はどこなのか調べたり、行政学図書館情報学の共通点について話したりしました。

前から行政学がおもしろそうだなーと思って気になりつつも、本を何冊か読んだり特定の論文を読んだりして満足してしまっていたので、今回行政学の概要について改めて調べてみてとても勉強になりました。
図書館情報学だけでなく他の関連していそうな学問について調べるの楽しいですねー。
またぜひやりたいです。

個人的に世界史と漢字の勉強をする必要性をひしと感じました…。

次回以降の勉強会

次回は来週火曜日12:15から、id:min2-flyさんが発表してくださる予定です。
楽しみですね!
それではまた来週ーノシ

図書館系勉強会@KLC 「図書館と人材サービスについて」

id:humotty-21さんのブログに掲載されていた図書館系勉強会の今年度からの記録です。

はてな記法がおぼつかないため、慣れるまではスライドのみの公開とさせていただきます。ああ情けなやー。

2012年4月24日のテーマは「図書館と人材サービスについて」でした。担当は@sat00oooです。


昨年度同様

今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。

です。よろしくお願いいたします。


参考文献

この2冊の内容を基に発表しました。

勉強会の様子

発表の後は、後半で紹介した各報告書を参照しながら、今後の図書館員の雇用に与える影響等についてディスカッションしました。

やっぱりはてな記法ムズカシイヨ


なにか勉強してみたいテーマについて発表してくださる方も、たまたま興味のあるテーマだったから聞いてみようかなって方も大歓迎ですのでお気軽にご参加くださいー。

図書館系勉強会@KLC 「武雄市とCCCの新図書館構想について」

id:humotty-21さんのブログに掲載されていた図書館系勉強会の今年度からの記録です。

はてな記法がおぼつかないため、慣れるまではスライドのみの公開とさせていただきます。情けなやー。

2012年5月15日のテーマは「武雄市とCCCの新図書館構想についてのまとめとディスカッション」でした。担当は@sat00oooです。


昨年度同様

今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。

です。よろしくお願いいたします。



勉強会の様子

スライドを使って、現在までの新図書館構想について概観したあと、
・*cccという企業について
著作権法の解釈とCCCによる運営について
・CCCが個人情報を取得しマーケティングに利用することについて
個人情報保護法にひっかかるほかに、著作権法にひっかかることも考えられるのではないか
貸与権著作権法について
・人件費と指定管理料について

などディスカッションをしました。

はてな記法ムズカシイヨ


なにか勉強してみたいテーマについて発表してくださる方も、たまたま興味のあるテーマだったから聞いてみようかなって方も大歓迎ですのでお気軽にご参加くださいー。