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ブログつくったカパ

仮のブログ名を直すタイミングを逃したまま、図書館の雇用まわりの話とか、公共図書館とまちづくりの話をしています。

紺野キリフキさんの講演に行ってきました

筑波大学比較文化学類卒業生の紺野キリフキさんの講演が筑波大学で行われたので、行ってきました!
http://www.hibun.tsukuba.ac.jp/assets/files/1019-news.pdf

紺野さんが在学中に考えていたことや、文学への考え方など、いろんなお話が聴けて、わたしはもう胸がいっぱいです。もう、ほんと筑波大行ってよかった…!

講演を聴いて思ったこととか、思い出話をひとつ。

紺野さんは「ツクツク図書館」や「はじめまして本棚荘」といった、本的なものに関するお話を書いています。が、紺野さんは実は図書館や本に対してそんなにフェティスズムを持っていないそうです。
むしろ本好きの人のことはあまり好きじゃないそうです。
本屋さんにもあまり行かないとか。
これを聴いてちょっとびっくりしたというか、ぎょっとしました。

というのも、私は紺野さんの本から、全く逆の印象を持っていたからです。

私がツクツク図書館とはじめまして本棚荘を読んだのは、2011年ころでした。
もう4年生で、なんかもう図書館の何が好きだったのかとかなにがそんなにおもしろかったのかよくわかんなくなってきている頃ですね。
で、図書館が好きで図書館の勉強をしてみたけど勉強するうちに図書館が研究の対象だったり評価の対象だったりなにかしらの「対象」になってしまっていた時期に、後ろから人差し指でむにっと頬を突かれるような、そんな感じを受けた本なんです。うまく言えないけどなんとなく伝わるでしょうか。そんな感じです。
本のラストを読み終わった時には、うおーそうだよね、図書館ってそうだよねって胸がいっぱいになったものです。

というか当時のツイッターみたら、最初は斜めな気持ちで読んでいたらしい。

これはきっと紺野さんはそうとうな本好きだったり本が集まる場所が好きだったりするに違いない、と思っていたのですが。

で、今日の講演を聴いて。

図書館や本にフェティスズムを持ちまくりだったけど研究などなどのために無意識のうちにぎゅうぎゅうとフェティシズムを押し潰そうとしていた私が、
図書館や本に対してフェティシズムを持っていない紺野さんの作品を読んで、
どうやら自分は研究などなどのためにフェティシズムを潰そうと必死であれこれしていたようだ、ということに気付かされていた、ということがわかって
わーおもしろいなーと思ったのでした。

さいごにもうちょっとひとこと

これまで、作家さんのお話を直接聴ける機会が無かったのですが、こうして直接お話を聴けて、ちょっと感性がリンクしてるっぽいのを感じ取ることが出来るっていうのは、とても楽しいものなんですね!

紺野さんのお話のテンポとか言葉の使い方がとても好きだなあと読んでいるときから思っていたので、紺野さんがまさに話のテンポにはこだわってらっしゃるというお話がきけてうはうはだったり。
紺野さんの昔のサイト名とペンネームのつけかたが、わたしの昔のサイトとペンネームと似ていたりと、
そういう、ちょっと感性がリンクしてるっぽいのを感じ取ることが出来るっていうのは、とても楽しいものなんですね!

ほかにもいろいろお話がきけて、とても楽しい3時間でした。
わたしは興奮しきりで、講演中もディスカッション中もずっとあわあわしていたのですが、かろうじてサインをいただけました…!
お会いできてとても嬉しかったし、ますます紺野キリフキさんが好きになりました。

紺野キリフキさんの作品紹介

ツクツク図書館は、図書館サービスを考える(というとオーバーになってしましますが)刺激をたくさんもらった本でもあるので、図書館クラスタで興味あるかたはぜひ!

ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

デビュー作のキリハラキリコは、内容ももちろんおもしろく楽しく読めるのですが、随所におもしろい言葉あそびが含まれていて、難しいこと考えながら読むのもまた楽しいという、おもしろい作品です。

キリハラキリコ (小学館文庫)

キリハラキリコ (小学館文庫)

はじめまして、本棚荘は、とげ抜き師の姉の留守を守るために、山から東京の本棚荘にやってきた妹とげ抜き師が、本棚荘に住むひとたちと関わるお話です。
本棚荘に住むひとたちがどの人もちょっと変わっててイヤなかんじのひとででもとてもおもしろくて好きになりたくないのに好きになっちゃう。

はじめまして、本棚荘(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)

はじめまして、本棚荘(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)

これからの紺野さんの作品もとっても楽しみです!
ではでは、
はしゃいだ記事になってしまいましたがこのへんで。